初心にかえる
ayano先日より少し気持ちを新たに卵や乳製品不使用のお菓子を作っていて
いろいろいろいろ実験しています(笑)
実験って言ってもね、小麦粉の変わりに大豆粉を使用してみたり
割合を変えてみたり、フルーツとクリームのバランスを見ながらタルトの生地を変えたり・・・。
このチョコタルト↑は今まで作ったチョコの中でも一番の美味しさ❤️
卵や乳製品を使用していないと素材の性質がもろに出て
固くなったりべたついたり歯触りが違ってきたり・・・。
これまた奥深いお菓子の世界。。
なんでもそうだと思うけど
興味あるものは深くまで知りたくなる。
知る→失敗→学ぶ→分かる→作る→知る
この繰り返しで終わりがないの😂😂
先日は乳製品アレルギーの方が風フルーツタルトをご依頼くださって
今ある知識で一番美味しくなる割合で作ってみました♪
卵が大丈夫との事だったから豆乳カスタードとココナッツで作るココナッツクリームを加えたクリームを中にたっぷり絞りました❤️フワッとココナッツの香りがあってとても優しい味ﾀﾞﾖ
このクリームは新しいクリームとして定番(カスタードクリームとかバタークリームと同じように)使われていいと思う程美味しく出来たんじゃないかなー。と自画自賛😂😂
その後メールで娘さんが
「アレルギーがあったからこんな美味しいケーキが食べられたんだね」
と言ってくれていたと知り、
なんだかすごくすごく心に響きました。
昔、アレルギーがあるからこの子にはケーキは無しでいいです。
そう言われフルーツ盛り合わせを提供していたことがあって。
自分の不甲斐なさとパティシエとしての意味を考えさせられて
大好きだったお菓子作りもハテナが飛び交うようになってしまってからは
なかなか集中出来なくなっちゃって
一度は離れたお菓子の世界。
でも今こうして大切なお誕生日にケーキを囲んで家族みんなでお祝いしてくれること
幸せだなって思ってくれる事
いろいろあったけどやっぱりパティシエを続けてきてよかったとそう思いました。
自分がやりたいと思う好きな事でも
気持ちがそこになければやっていないと同じ事。
人間は心が原動力だから（←どこかで聞いたことのある台詞・・・😁
自分が一番叶えたい願いがそこにあるから
私はパティシエをしているんだろうな。と
そんな原点を思い返しました。
食べてくれてありがとう。
笑顔いっぱいに笑ってくれてありがとう。
そしてお誕生日おめでとうー☆
